買った

遺稿集

遺稿集

私が知っている西原先生が描く丸い顔のかもちゃん。ずっと読んでいたので、親戚のおじさん…よりもっと近い感じでいた。webで連載を読んでとてもショックを受けたことを覚えてます。装丁がすばらしいので読む前から涙がだだもれ。帯は離れない。西原先生の愛は深くて大きい。思いが伝わってくる素朴な文章が本当にいい。これぞ念能力(@ハンター)。
酔いがさめたら、うちに帰ろう。

酔いがさめたら、うちに帰ろう。

2006年12月頃にこの本が出たとき、ルーエでサイン会があったのだけど、なんとなく行かなかったのだけど、あとから本当に後悔して、ルーエでこの本を買ったらサイン本で「我が人生に悔いなし」って書いてあってびっくりした。悔いなかったのかーと泣き笑いした。こうやって思い出してみても、やっぱりもうこの世界にいない人なのだと実感するととても寂しくなる。
ありがたいことに子供の頃以来親しい人との別れがまだやってきていないので、かもちゃんが亡くなられたことはいつか必ずあるそのときをきちんと受けとめて昇華して生きていかなくちゃならないことがあるんだと実感させられる。そんなことみんなわかっているんだろうなーと思うのだけど、普段ポヤポヤぼんやりしているので気がつけないことが多い。