OTK出しのはずが…

ヲタ出しのつもりで書いたんだけど、書いてて気がついたのは、あたい全然ヲタクじゃねぇぇ!すごく普通…やっぱり普通だったんだと実感…それゆえ大変に薄っぺらい内容ですが、同年代の方(当方30歳)には突っ込みどころがいっぱいあって面白いのでは?と言われたので、恥ずかしげもなく自分のルーツ出し!ただしすごく長いので要注意。

めばえ

・幼少期から物を集めるのが好き(庭に埋まってる石とかタイルとかキキララで全部そろえたいとか…)
・描くことが好き(近所のお姉さんと当時住んでいた八丈島マップを作成…ってたぶん邪魔していただけかっ!)
・アニメとか戦隊ものが好きってこれは子供として普通よねー(一人っ子で近所は男の子が多かったので男子っぽいのも好き)

小学校低学年〜高学年

・はじめての漫画は母の愛読していた「小さな恋のものがたりみつはしちかこでした。ルビがなくても勘で読めwと言われた。
・毎月お小遣いをもらうようになり、小3にて初「なかよし」。「なな色マジック」に夢中。全員プレゼントとか出すようになる。真似して描いたりする。
・古本で、小さい頃アニメで見た記憶のある「ときめきトゥナイト」という文字をみて8巻を購入。コミックスというものの概念がなく、途中の巻でも普通に楽しめると思ったら、どうも前後があることを認識。そしてこのときめきトゥナイトが載っている雑誌がりぼんであることを理解し、りぼんに移行するか悩む。付録も欲しい…でもなかよし読みたい…と友達に読ませてもらいながら葛藤し続け、2部が始まるときにりぼんに移行。が、なるみちゃんが主人公でショック…でも他の漫画も大変に面白くすっかりりぼんっコ。全プレ応募しまくった。周りの友達が少コミとかマーガレットに進みつつあるのに、精神的に幼かった私はりぼん大好きのままでした。
・小5のときあまりに漫画が好きなので、漫画家を目指しケント紙とGペンを買って、友達と漫画描き始める。その後数年間続けたが、一度も完成しなかった…。小学校の卒業式で「将来の夢は漫画家!」と言って会場を失笑させ、どうも大きな声でこういうことを言ってはならないらしいと体感。趣味を隠すようになる。
・カセットテープに漫画のセリフを録音してみようと試みたものの、恋愛っぽい主題のものは照れくさく(「待って香澄ちゃん…」「久住くん…はっ!真理子!」的な)、ちびまる子ちゃんお父さんは心配症でチャレンジ。このときはまっていたら、目指すものも違っていたんだろうなー。
ティーンズハート読み始める。
・ゲームは父親がファミコン大好きだったので、ドラクエ2とか3とか4をやってた。お金がからむゲームが好きだったのと、アクションゲームがとにかく下手だったので、PRG中心。

中学生

・佐々木潤子「エース!」読んだのでバレー部に入部。バレーボールおもしろかったよ!体育会系な中学生時代を送っていたので、文科系な自分を周りにあまり見せずに過ごしました。ちなみに中学生時代の私の周辺からのイメージを聞くと驚愕するYO。勘違いですww
・漫画と同時進行でティーンズハート読みまくる。好きだったのは花井愛子(別名含む)・小林深雪折原みと他もっといた気がする!で、花井愛子の挿絵を書いていたかわちゆかりが連載しているなんとかフレンドを読むようになった。新創刊されたんだよなーあさぎり夕も載ってた…
・友達からいろいろ漫画を借りて、「BANANA FISH」←もちろん借りた当日一気読み朝5時にだだ泣きする・「ぼく地球」←紫苑はまだ月にいるんじゃないかと妄想してた…に衝撃を受ける。「ジャパネスク」とNHKでやってた「マンガで読む古典」で平安時代妄想ひろげたりしてた。古本屋さんで買ってみた「あこがれたい夢」とかその他少コミ系も読んでいたけど、どっちかというと白泉社寄りのストーリーが好きな夢見がちっこだったので、その後は本棚が白泉社ばかりになる。
・普通にクラスメイト達が読んでいたマーガレットあたりの漫画に全く惹かれず(たぶんONE-愛になりたい-を読んで、自分と合わないと判断してしまったのかと思う…)、この後ほとんどマーガレット関係は読まないということになり、入江君に出会ったのが2007年という遅さ…ちょっと後悔する。
・「フルーツ果汁100%」読んで岡野史佳を追っかけるようになり、「ハッピートーク」で19世紀末文化のかわいらしさに目覚め、この時代が好きになり後に大学の卒論につながるとは当時の自分よまさか思ってまい。
ドラクエぐらいしかやらなかったけどゲーム好きだったのは極秘。体育会系女子を必死にしていた。いじめられるーとか思ってたし。
・ラジオ(伊集院光のOh!デカナイト)聞き始めて、新たな文化に触れる。電気グルーヴに出会って夢中*1。それまでの音楽は当時普通にはやっていた光GENJIを聞いていたり、好きな漫画家が聞いているというものを聞いてみたりしていたので、初めて自分で好きだ!と感じたものであった。友達からパチパチの電気のページをもらったりしてたな。「気持ち悪いー!あげるー!」というセリフ付きで。

高校生

電気グルーヴのオールナイトを120分テープに録音して聞いて、雑誌を読んで、giogoiの服を欲しくなって33に行くもお金がないのでキーホルダぐらいしか買えないという電気語を話す自称個性的な女子を目指すものの、元来の小心者さから、いわゆる普通の高校生。電気の似顔絵w描いて友達と手紙交換したりしてた。ポップジャム観覧とかwライブ欠かさないようにするとか。ラジオの出待ちはしなかったけど、投稿したことあるw。
・Ohデカのベースボールクイズ出て9点獲得。学校対抗ベースボールクイズもクラスメイトと一緒に出た。高校生クイズにも出た(2年生のときは○×の予選で結構いいところまで行ったの!)というクイズ好きっぷりもアピール。ウルトラクイズが復活しないなら、アタック25にいつか出たいともくろむ現在の私。
ティーンズハートは読まなくなり、国語の便覧をなめるように読み、近現代小説を多少たしなむ。さらに「はいからさんが通る」で大正時代妄想しまくり。「あさきゆめみし」で平安時代妄想しまくり。どうも歴史物に弱いらしい。あ、三国志60巻を手に入れて必死に読んだ。その後、漫画好きな女子クラスメイトに貸し出したりた(そのお礼はブラックジャックやキャンディキャンディやはいからさんという1995年の女子高生ぽくない漫画祭り)。
ガラスの仮面を貸してくれるという貴重な女子が隣のクラスにいて、たいして仲良くなかったのだが貸してもらう。最初に1〜20巻持ってきてくれたんだけど、一晩で読んでしまったので、次の日「読んじゃったので21巻貸して!」と催促にいったら、ドン引きされました。一晩20冊って普通だと思っていたのだけど、そうでもなかったらしい。重たいしね…このへんの空気読めなさが友達の少なさです。
・6歳下の女の子いとこが読んでいたりぼんを再読。7歳下の弟が読んでいたボンボンすらも読むという漫画中毒状態。父親が持っていた「美味しんぼ」も繰り返し読みまくる(おかげで今だに山岡さんが言ってたことを守りたくなる…すりこみって怖い)。
・漫画描くのも地味に続けてた。ノートに思いついて描くだけなので、当然未完成。
・将来進む方向に悩み、自分にはものを作る才能がないと判断し、社会学方向を目指すことにする。このとき諦めなければ…と今でも思う。「才能とは諦めないことが一番!」って30歳の自分にはわかるのに。で、動物のお医者さんを読んでいたので、こっそり北大を目指すものの、あまりの数学のできなさに諦める。センター数学すら無理!
・ゲームはDQと初めてのFF!6でした。FF6にはまって、自作で絵を描いたりしていたのだが、こういうことを増長していく友達がいなかったのと周りに見せてなかったのとであまりOTK度が増さなかったんだろうなー。あと父のPCでやるプリンセスメーカー2とシムシティ。ウィンドウズ95とか出る前でなんかコマンド入れてからゲームを始めていたよwプリンセスメーカーは楽しすぎて何人も娘さんをプリンセスにしてました(本気で母親に心配されてた)。プリンセスメーカーのおかげでゲームに関わる仕事に就こうかと考えた。

大学生

・97年インターネットとの出会いにより、どうも自分が隠していた好きなものを全身でアピールすることはおかしなことではないと気がつき、気が楽になる。
・部屋の本棚が清水玲子集め(ユイが好きでしたよ…)をしはじめたので白泉社一色になり驚愕。集めることより本当に面白い漫画を読むべきじゃないかと思い、いろいろ調べ24年組に出会う。図書館で読んだり、古本で買ったり…「摩利と新吾」なんてたまらん!って結局白泉社
・で、岡崎京子とか内田春菊あたりの大判漫画に手を出し始める。古本屋さん大好きで、あっちこっち自転車で回ってた。今思えばヴィレッジヴァンガードあたりに売ってそうなやつばかり。
・酔っ払った勢いで昔りぼんで読んでいた漫画(吉住渉とかひうら先生とか)をまとめ買いしたりもしてた。普通にこどものおもちゃ読んでて、レターセットでお手紙書いたりしたよ!いまだにこどちゃ大好き。元気なくなると読む。そして改めて自分は少女漫画が好きなんだなーと実感する。
・テレビが一家に一台だったので、もともとアニメは詳しくなかったのだが、20歳ぐらいでケーブルテレビ導入により自分の部屋にアニマックスが導入されアニメ三昧!興味ないジャンルのアニメも見るし、ガンダムなんて何回も同じところみるからどこからでもだいたい説明できるようになった。中学生ぐらいの私に与えられてたら、大変に危険。部屋から出ないよ、あれ。
ぷよぷよにめちゃめちゃはまっていた!もうね、コンピューターは相手にならない状態…大会とか本気で出ようかと思ったけど、そこまでのレベルじゃなかったとは思う。が、あの頃の私のぷよぷよテクはいまだにDENSETSU★近所のゲーム屋のデモ機で連鎖だしまくって、隣の小学生に賞賛のまなざしで見られたりして恍惚*2!最近ひさしぶりにやって5連鎖しか出せない自分にがっくりした。再鍛錬しようかと思った(このあたりが体育会系の名残w)けど、そこまでやはりゲームに時間さけない。

社会人

・雑貨屋で一緒に働いている子が漫画好きだったので、仕事中に「摩利と新吾」とか「パタリロ」のそんな話ばかりしてた。「ヘルマリィ…ヘルマリィ…」「バンコランの眼力!」とか…友達って好きなものを増長させるんだなと実感した。いままで出会った友達は私が漫画話したり、セリフ言ったりするとドン引きしていたので、新鮮でした。
・雑貨屋では古いおもちゃの知識をつけまくり。和ものは苦手だったけど、前述の一緒に働いていた子とツボをついた仕入れをして楽しかった。洋ものは好きすぎて困るので、自分で買えないものは店に仕入れることで購買意欲を昇華させていた。いまほどネットが発達していなかったので、のんびりしていた。
・アニマックスでみたハンターハンターの前後が気になり、一人で8時間耐久漫画喫茶を体験。この漫画に中学生で出合ってたら、人生の方向変わっていたなーと思ってる。るろ剣とかスラダンとか軽くしか読んでいなかったので、ここにきて(25歳w)ジャンプ落ちか!と自分にびっくり。その後、何度か漫画喫茶でハンター通し読みをしていたので、まとめ買いをする。揃ったときはニヤニヤしていた。会社でうっとうしくなるような会話をしていました。そいえばカメにイルミって名前つけた!
西原理恵子をたしなむようになった。

現在

ほいで最近は普通に評判の良い漫画を漫画喫茶で読んで、気に入ったら買う!みたいな感じになっています。ゲームもドラクエ関係はやるけど、時間があまりないのでシムシティとかプリンセスメーカーとかやりこめなくなってきたことに気がついてガックリした。アニマックスも夫と生活するようになったら、あまり見なくなり、今はテレビ自体あまり見てない。見ちゃうとなにもしなくなるからねー。でもセリフ入れた会話とかしてても引かれない生活なのでとても楽しい楽チン。クラウザーさんごっことかやっぱりやりたくなるよね!
あと、3次元ヲタの友人から早くこっちにおいでよーと言われるのだが、3次元は会えるかもとか期待をしてしまったり、テレビや雑誌を追っかけたりするのがしんどい(電気で経験済み)ので、今後は2次元ラブ!しかしませんと宣言している。距離感をつかむのが下手なんすよ。

敬称略で失礼しました。暇じゃないよ!仕事の息抜きなんだよ!って長すぎて嘘ぽいな…2日ぐらいかけて書いてチビチビ修正してやっとここまでたどり着いた…間違った達成感を味わえるので、どんどんやろうよ!

*1:とにかく瀧が好きでした!常に圏外で1位の存在とよく言ってました

*2:でもね格好はオリーブ少女ちっくなギンガムチェックのスカートとか履いてるというギャップを一人で味わってさらに恍惚…暗いな…